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サプリメントとは

 
  あくまでも素人的な意見ですが、ここで少しサプリメントの説明をしたいと思います。私が経験した中で、サプリメントと薬を混同することがよくありました。サプリメントの見た目はカプセルやタブレットになっているため、薬と同じイメージを持つことは仕方ないですが実際は食品に近いものです 。

 

 新しい薬とはその病気に効き、かつまだ知られていなかった新しい成分を見つけ出し(発明して)、人工的に合成して得られるものです。ですから少量で劇的に効く反面、医師による処方箋が必要となり、決められた用量用法を守らければ逆にからだに副作用を起こします。
 

 巨大な製薬会社は、その病気に効く新しい成分や新しい合成手法を特許で押さえる事を主眼としてビジネスを行います。そこに巨大な利益が存在することになります。サプリメント(栄養補助食品)はビタミン類などに代表されるように自然界に存在するもので成り立っております。基本的には薬のような副作用はありません。
 

 いくつかのサプリメント成分はこのような理論(理屈)があって、こういうメカニズムで身体に良いことが科学的に立証されております。科学的理論よりは長い経験則を重視する漢方ともこの点が根本的に異なります。すでに知られている自然界に存在するものから必要な成分を抽出するので、新しい抽出法でもなければそこには特許が成立しません。しかも自然界にふんだんにあって値段が安いとなると、巨大な製薬会社からみると旨みが無いように見えると思われます。
 

 極端な意見かもしれませんが、「製薬会社が ビジネスにしない→病院で処方されない→人々の関心が薄い→保険が適用できない」 という流れになっているように見えます。以上のような理由で、サプリメントは薬に比べるとマイナーなイメージがあり、さらに効き目という点では薬に比べてマイルドになりますが、発想を転換して 効き目がマイルドで副作用が少ないのであれば、たくさん(薬の何倍も何十倍も)摂取すれば良いのでは?というのが基本的な考えのようです。


 このような出来事がありました。先ほどお話しましたインターネットで知り合ったお医者さんに母に対してビタミンを処方してもらったところ、例えばビタミン Cは最低1日7から10g摂取するように言われました。病気と闘うわけですので、通常の人に比べてビタミンの消費が激しいため、標準摂取量の何倍もの量が必要であるというわけです。
 

 ところがビタミン剤の成分をご覧になると分かると思いますが、ビタミンCの含有量はせいぜい数百mg程度です。つまり通常食事ができる健康な人を目安に標準摂取量が決められているので、母はビタミン剤をその通りまじめに毎日飲んでいましたが、お医者様から「これではまったく話にならないくらい足りていない」と言われてしまいました。

 

 サプリメントとは薬と違い自己の判断で行うものです。お医者様が処方するということは責任がお医者様側にあるのとは異なり、サプリメントは自己責任で行うものですので、本人やその周りの家族の方が正しい情報を基に自ら判断して進めていかなければならないのです。
 

 言うなれば私から提供できるのは回復への道具と地図のみであり、実際に自らの力で歩んでいくのは患者本人とその周りの人々なのです。もちろん、私ができるだけのサポートはいたしますが、医者ではないわたくしが責任を取ることはできません。冷たいと言われるかもしれませんが、現実とはそういうものであるとご理解頂ければと思います。

 

 技術者としてメーカーで長年研究開発に携わってきた視点からの個人的な意見ですが、薬は微量で劇的な効果があるものと先ほど申し上げました。ところが同じ病気でも患者さんそれぞれ体質、性別、体重、遺伝などいろんな複雑な要素が含まれており、さらに元々自分の細胞であった癌細胞だけを殺して通常(正常)細胞には傷つけないように薬を合わせこむということは、薬が微量で効果があるがゆえにその微調整は逆に非常に困難なような気がします。
 

 一方、サプリメントは効き目がマイルドであるため多量摂取する必要がある反面、自らの判断で飲む量を簡単に調節できるというメリットがあります。一長一短があることはやむを得ませんが、これはとても重要な点だと思っています。

 

 それから、癌治療を行った後の再発防止や健康な人でも予防のために摂取していただくことも可能です。必要なら一生摂取することも可能です。これは自己判断でできるという薬に無いサプリメントであるがゆえの非常に魅力のあるメリット です 。

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